フランスではウォータークレンジングが主流だという事を聞き、とてもシンプルな方法だったので試してみました。
記事ポイント
・ウォータークレンジングとは?
・各ブランドの使用感
・おすすめウォータークレンジング
ウォータークレンジングとは?
ウォータークレンジングとは、水のようなテクスチャーのクレンジング剤を使ってメイクや肌の汚れを拭き取るタイプのクレンジング方法のこと。
ウォータークレンジングの仕組み
フランスでは、ウォータークレンジングは、「ミセラークレンジングウォーター」と言います。
ミセラーウォーターは、水の中に「ミセル」と呼ばれる微小な洗浄成分が含まれていて、このミセルが油分やメイクの汚れを包み込むことで、肌をこすらずに汚れをやさしく落とすことができるます。
ミセルは水にも油にもなじむため、しっかりとメイクや汚れを浮かせ、肌に負担をかけずにメイクを落とすことができます。
メリット
- 肌に優しい 肌を強くこすらずにメイクを落とせるので、敏感肌の人や摩擦を避けたい人におすすめです。
- 手軽で使いやすい コットンにクレンジングウォーターを含ませて拭き取るだけで、洗い流す必要がないため、忙しいときや旅行先でも手軽に使えます。
- 保湿成分が含まれている 保湿成分や鎮静効果のある成分が配合されている製品が多く、クレンジング後も肌が乾燥しにくいです。
デメリット
- 濃いメイクを落とすのには向いてないです。
使用方法
コットンにウォータークレンジングを適量含ませます。
メイクをしている部分や肌の汚れが気になる部分に優しく当て、拭き取ります。
強くこするのではなく、コットンに汚れを移すイメージで抑えます。
必要に応じて、別のコットンに含ませて繰り返します。メイクや汚れが完全に取れるまで行います。
後から保湿を行うのがおすすめです。
実際に使ったウォータークレンジング
私の肌質のタイプは、乾燥肌です。フランスで初めて冬を過ごした時、フランスの乾燥がすごすぎてまぶたが赤く腫れていました。なかなか治らず、薬局に相談に行きました。
普段は、日焼け止めを塗るだけで化粧はしていません。なので、私のスキンケアは、ウォータークレンジングをして、日焼け止めを落とします。少しクレンジング剤が肌に残っている状態で、オイルを塗って終わりです。
ビオデルマ(Bioderma)
フランスの薬局や大型スーパーのメイクコーナーでは、ウォータークレンジングの種類が豊富に揃っています。最初に試してみたのは、よく目にするビオデルマ(Bioderma)のウォータークレンジングです。フランスでは定番中の定番らしく、敏感肌にも優しいです。
- 使用感 : さっぱり
- におい : 無臭
- 期 間 ; 1ヶ月半(朝・夜使用)
- 金 額 : €9.49(※160円計算 ¥1,518)
そのあとは、オイルで保湿をしてスキンケアは終わりです。
これで肌荒れすることもありません。
ユリアージュ(Uriage)
ビオデルマがなくなりかけた頃、他のウォータークレンジングも試したくなりました。次に手に取ったのは、ユリアージュ(Uriage)のウォータークレンジング。こちらはほんのりと香りがついていますが、強すぎることもなく、使い心地は良好。ビオデルマのピンクボトルと比べると、拭き取った後の肌が少ししっとりしている感じがありました。潤い感が欲しいときにはぴったりです。
- 使用感 : しっとり
- におい : あり。気にならない程度。
- 期 間 ; 1ヶ月(250g 朝・夜使用)
- 金 額 : €7.49(※160円計算 ¥1,198)
アベンヌ(Avene)
そしてユリアージュを使い切る頃、また新しいものを試したくなり、次はアベンヌ(Avene)のウォータークレンジングに挑戦。しかし、ここで少し問題が発生。アベンヌのクレンジングウォーターは、私には香りが強すぎて、体調が悪い日には特に辛く感じることがありました。せっかく買ったので使い切るつもりですが、体調が悪い日には避けるため、ビオデルマのピンクボトルを再び購入しました。
- 使用感 : しっとり
- におい : あり。匂いきつめに感じる。
- 期 間 ; 1ヶ月半(500g 朝・夜使用)
- 金 額 : €10.60(※160円計算 ¥1,696)
ビオデルマが1番!
いくつかのウォータークレンジングを試した結果、私にとって一番相性が良かったのはビオデルマのピンクボトルです。香りがなく、使い心地も軽やかで、肌に負担を感じません。ユリアージュも良かったのですが、香りのないシンプルさが決め手です。
まとめ
フランスでメイク落としを変えた経験から、ウォータークレンジングの便利さを実感しました。特におすすめなのは、ビオデルマのピンクキャップ。敏感肌でも安心して使えるし、香りがないのでどんな日でも快適に使えます。
ユリアージュも、しっとり感を求める人には良い選択肢ですが、香りに敏感な方には注意が必要かもしれません。アベンヌは、私には合わなかったものの、香りを気にしない方には使いやすいかもしれません。
これからはビオデルマ一択で行こうと思っていますが、次はどんな日焼け止めを使うかが課題です。自分にぴったりの日焼け止めを探して、またご報告します!