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【フランスビザ】ビジタービザ準備から申請まで

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こんにちは、サンゴ🪸です。

フランスに長期で滞在するために、ビジタービザを取得しました。
ビジタービザ申請は、必要な書類が何なのか、確認もれがあったりと1ヶ月半かかりました。

いつのタイミングで申請したらいいのか?どれくらいの準備期間が必要なのか?など。
できればスムースにビザを取得したかったです。苦笑。

私がビザ取得までにかかった期間、必要だった書類、反省ポイントなどを書いていきます。

1 ビジタービザとは?

ビジタービザとは、フランスに長期で滞在時に、必要になるビザです。

ビザセクションのリンクを参考にしました。リンクはこちら⧉

リンク先のページを開いたら、
1.「ツーリストまたは、プライベートの滞在」
2.「ビジネス」
3.「学生」

3つの選択があるので、「ツリーストまたは、プライベートの滞在」を選択します。

次に表示された内容を確認してみます。長期で滞在を希望しているので、Long-Stay visaの箇所を確認してみると、

“Long-stay visa For any stay in France exceeding 90 days, you are required to apply in advance for a long-stay vis.In this instance your nationality does not exempt you from requirements.Whatever the duration of your planned stay, the duration of your long-stay visa must be between three months and one year.In order to extend your stay beyond the period of validity of your visa, you must apply for a residence permit at a prefecture.”

フランスでの90日を超える滞在には、事前に長期滞在ビザの申請が必要とのこと。
また、長期滞在ビザの有効期間は3か月から1年の間でなければならない。

ビザの有効期間を超えて滞在を延長するには、県庁で居住許可証の申請をする必要があります。

長期滞在に必要なビザの種類は、観光または個人の理由で長期滞在する、仕事、学生、家族、ワーキングホリデーのいずれかになる。

”Stay exceeding 3 months Your situation You want to visit France for private reasons, for a period exceeding 3 months without engaging in any professional activity during your stay. Your visa You must apply for a long-stay “visitor” visa. You will be issued with a long-stay visa serving as a residence permit (VLS-TS). This visa is subject to an online validation procedure after you arrive in France. ”

次に、「3ヶ月を超える滞在」について、

あなたの状況 あなたは3ヶ月を超える期間、専門の活動には従事せず、私的な理由でフランスを訪れたい。

長期滞在「ビジター」ビザを申請する必要があります。あなたには、滞在許可として機能する長期滞在ビザ(VLS-TS)が発行されます。

このビザは、フランスに到着後にオンライン検証手続きが必要です。

「フランス到着後にオンライン検証手続きが必要です」については、再度あたらめて詳しく書こうと思います。

1.1長期滞在ビザとは?滞在許可証とは?

私は、長期滞在ビザを取得したら、そのまま何もせずフランスに滞在できると思っていました。

ビザを申請して、戻ってきたパスポートにメモが入っていました。

「フランス入国後3ヶ月以内に以下のサイトでOFIIへの登録が必要になります。
(OFIIのリンク記載)
添付されている内容をご確認お願いします。
3ヶ月以内にこちらの登録をされていない場合は、不法滞在とみなされますのでご注意ください。
詳細につきましてはOFIIに直接お問い合わせ願います。」

というメモ書きがありました。
日本で長期滞在ビザを取得し、フランスに到着後、オンライン上で滞在許可証の申請をしました。滞在許可証についてのリンクはこちら⧉

なので、日本での手続きが完了後、フランスに到着してから滞在許可証の手続きをする必要があります。こちらはオンラインで完結なのでスムーズにできました。

ビジタービザを申請した場合、オンラインで滞在許可証の手続きが必要かと思っていましたが、免除されるケースもあるようです。

2 申請時の私の背景

長期で滞在したい目的は人によって、状況は様々だと思います。

私の申請時の状況はこのような感じでした。

  • 目的:フランスにパートナーと住むため長期のビザを申請したい。
  • 日本での住所:東京在住。(7月の申請時)
  • 年齢:アラフォー。独身。
  • 渡仏予定日:2023年10月中旬
  • 宿泊先:パートナーの家(持ち家)
  • フランス語レベル:あいさつ程度。

2.1 どうして長期ビザが必要なのか?

パートナーと一緒にフランスで住むため、長期ビザが必要だったため。

今後は、PACS配偶者ビザを申請しようと思っています。PACSについてのリンクはこちら⧉

2.2 フランス語のレベルは?

フランス語のレベルは、あいさつができる程度。フランスに着いてから、フランス語を勉強する予定です。

2.3 フランスでの滞在方法は?

フランスでの滞在方法は、パートナーの所有しているアパートに滞在する予定です。なので、家賃はかからない予定です。

3 申請にかかった期間とお金

ビザを申請は、出発予定の3ヶ月前から申請可能です。

フランスの手続きには、すごく時間がかかると聞いてたので早めに申請することにした。

7月中旬にビザ申請をし、9月上旬に無事パスポート(ビザ付き)が届きました。約1ヶ月半かかりました。

3.1 実際にかかった期間は1ヶ月半

10月の中旬に行く予定だったので、早めに7月にビザ申請を予約しました。ビザ予約のリンクはこちら⧉

7月の上旬に、ビザ取得のための予約をしました。その時点で7月8月もどちらも空きがありませんでした。
7月中旬に予約を取りたかったので、少し焦りました。
キャンセルが出て空きが出ないか、時間帯を変えて空きがないか確認をし、希望の日時を予約する事ができました。

あとは、予約した日に準備をした書類と、パスポートを提出するだけです。

必要書類を提出したのですが、足りない書類があったため、後日メールにて送る事になりました。

足りない書類があっても、対応してくれたので安心しました。足りなかった書類は、残高証明書と、宿泊先に関する書類でした。

が、メールでのやり取りがとても大変でした。メールにて書類を添付しているのですが、足りないと返信がくる。

何が足りないのか説明がなく、わからない。再度問い合わせをする。

メールを送る2、3日後に返信がくるというやりとりをしていました。

3.2 実際にどれくらい費用、ビザ申請費用など

実際にかかった費用は、

・レターパック 520円 ・残高証明書 1,100円 ・ビザ申請費用 99€(1€ 160円換算で、約15,840円) ・証明写真 800円 合計約18,260円でした。

次に、フランスに到着した後にビザを認証する必要があります。その際にかかる費用、200€(1€ 160円換算で、約32,000円)です。

4 ビジタービザ申請の手順と必要な書類

7月21日に予約ができたので、それまでの間に下記の書類を準備しました。

4.1 必要な書類

必要な書類は、こちら⧉のリンクから確認し、プリントアウトしたものになります。

⭕️必要な書類

  • パスポート
  • 証明写真
  • 長期ビザ申請書
  • フランスでの職業活動を行わないことを約束するための文書
  • 社会経済的状況の証明
  • 残高証明証
  • フランスでの宿泊の証明書
  • 1年の海外旅行保険証券
  • ビザ申請費用
  • パスポート返信用、赤のレターパック

・パスポート

有効期限があるか確認しておいた方がいいですね!

・証明写真

証明写真を準備して持っていったのですが、大きさが満たないと言う事で撮り直しになりました。

在日フランス大使館に、証明写真を撮る機会があったのでそれで撮り直しをし提出しました。

・長期ビザ申請書

こちらのリンク⧉からアカウントを作成し、書類を作成。その後、印刷した紙を持っていきました。

・フランスでの職業活動を行わないことを約束するための文書

フランスでの仕事をしないことを確約する文書は用意し損ないました。

急遽、その場で職業活動を行わない旨を記載した文書を頂き、必要事項を記入しました。

・社会経済的状況の証明

私の場合、9月末で仕事を退職する予定でしたので、無職と記載したワードを作成しました。

・残高証明証

こちらの金額については、金額の変更がある様なので事前に確認していた方が良さそうです。

2023年2月に残高証明書の金額がいくら必要なのか、またこの金額に満たなかった場合、パートナーの残高証明書を合わせて提出してよいか確認しました。

現時点での残高証明書の金額は、295万円以上。満たなかった場合は、合わせて提出でも良いと回答がきました。

2023年7月に申請した際、以前確認した金額300万円で申請したのですが、足りないと言われてしまいました。

再度いくら必要なのか問い合わせしたところ、25110.36ユーロ必要と回答があり、残高証明書を取得しメールにて添付しました。

残高証明書をソニー銀行で取得した際は、1週間で届きました。ゆうちょ銀行の窓口だと、当日発行してもらえます。金額は少し高くなりますが、、、

手数料について、ゆうちょ銀行のリンクはこちら⧉から確認できます。

・フランスでの宿泊の証明書

ビザを申請する際は、物件所有権証明書のコピーと、IDカードのコピー、念の為Taxの支払証明書のコピーも提出しました。

「作成日、受け入れ 期間が明記され、家賃支払の有無、どのような立場で申請者に住居を提供するのかが確認できるもの」とあったので、レターを書いてもらいました。後で気づいたのですが、私の場合、家賃支払の有無について、記載が漏れていました。

賃貸の場合は、

賃貸契約書のコピー、4.1カ月以内に発行された住居提供者 の住所を証明する公的書類(公共料金の請求書など)または住居提供者の最新の家賃領収書。

とのことです。

ホテルに滞在する方は、

フランス到着後3か月間のホテルの予約書が必要とのことです。

・1年の海外旅行保険証券

私の場合は、AIG損保海外旅行保険に申し込みをしました。AIG損保のリンクはこちら⧉

証明書も申し込みした次の日に、ネットで取得できたのでよかったです。

もしビザが下りなかった際に、キャンセル料が発生するのか、返金されるのか気になったので問い合わせしてみました。

回答は、特に手数料などはかからずキャンセルできるとのことでした。

・ビザ申請費用

99ユーロ(1€ 160円換算で、約15,840円)支払いました。

・パスポート返信用、赤のレターパック

ビザ申請する際、パスポートを大使館に預けて申請が終わったらパスポートを返信してくれます。

そのため追跡ができるように郵便の赤のレターパック(520円)を持っていきました。

準備したけど不要だった書類について、アポスティーユ付きの戸籍謄本(フランス語に翻訳したもの)を提出したのですが、不要でした。

5 まとめ

ビジタービザの取得についてでした。私の場合は、手続きに約1ヶ月半かかりました。無事取れたので良かったです。

ビジタービザを取得する予定の方の参考になると幸いです。